8月29日、東京都水道局給水部の藤川給水部長、浄水部の大森浄水課長をはじめとする12人の方々が当社の工場見学に来られました。

まず、座学による「水道用バルブについて」では、水道に使用されている主なバルブと、当社独自の弁体傾斜形バタフライ弁や、メタルシートバタフライ弁、緩閉式逆止弁など、当社の特長ある製品を紹介した後、「工場再生」を用いたバルブ運用システムの取り組みを説明しました。

工場見学では、素材(鋳物)から、加工、組立、検査、塗装に至る一連の製造工程の他、東京都水道局三園浄水場導水ポンプ所に納められていた1997年製φ1200電動式バタフライ弁の再生過程や、東京都下水道局千住関屋ポンプ所に新規納入するφ1800緩閉式逆止弁を見ていただきました。

見学の終わりに、藤川給水部長から「今回、座学と工場見学を通じてバルブの製造工程や森田鉄工所の考え方を知る事ができ、大変勉強になった。バルブに関する知識が少ない職員にとってもわかりやすかったと思う。水道管路がシステムとして機能するためにバルブは不可欠な設備である事を改めて確認できた。今日学んだ事を今後の当局の事業に活かしていきたい」というご講評を賜りました。

 

座学による水道用バルブと工場再生の説明

 

工場再生中のφ1200電動式バタフライ弁(弁体)

 

東京都下水道局千住関屋ポンプ所納入予定のφ1800緩閉式逆止弁