「コンフローオートバルブ」
「コンフローオートバルブ」とは

モリタの"コンフローオートバルブ"は昭和28年の製造開始から減圧弁のパイオニアとして水道のニーズにあわせ、初代のMR型減圧弁から今日まで性能の向上に努めてまいりました。

基本的な機構は変わりませんが「開度と抵抗」特性や「実用キャビテーション係数」及びシールや摺動面、複合機能や操作面等の継続した改善によって今日の信頼を得ております。

水道のあり方も右肩上がりの時代から少子高齢化時代に移り、今後は"より確かな施設"によって安全な水を効率的に安定供給できる水道の構築が求められています。

水圧や流量コントロールの重要度は、今後の水供給システムにおいても不変なもので"モリタのコンフローオートバルブ"をもって水道の役割の一端を担っていく所存です。

今後も制御性と維持管理性を備えた"コンフローオートバルブ"の提供と併せてメンテナンスサービス業務の支援により、水道事業運営の合理化(ライフサイクル・コストの削除)に貢献していきたいと考えます。

製品の特長
■無動力自動
流下(通過)水量の差圧を利用して主弁が自動的に作動し機能します。
■キャビテーション係数
通水部の特殊Vカットにより耐騒音・耐振動性に優れています。
インターナルパイロット式フロート弁
インターナルパイロット式フロート弁とは
モリタのインターナルパイロット式フロート弁は配水池・調整池・調圧水槽などの水位を自動的に制御する水位調整弁です。
また、フロートの位置とフロートレバーの向きの組合せによって、水位(H.W.L)を広範囲に設定できます。 フロートレバーの向きは「上向き・下向き」のいずれか、フロートの位置は「上位形・下位形」のいずれかの組合せ(1~4形)から選択できます。呼び径40~300mmはアングル形、350mm以上はストレート形で製作しております。
なお、設定水位が設定可能水位を超える場合や設置条件によっては、標準式ではなくリンク式を採用します。
上水道、工業用水、農業用水にご活用下さいますようお願い申し上げます。
製品の特長
■フロートと流体自体の圧力で作動します。
■広範囲な水位設定が可能です。
■維持管理が容易です。
ハイレジコンピット
ハイレジコンピットとは
モリタはバルブの総合メーカーとして、技術を中心に高機能な製品を世におくり続けて参りました。
近年、上水道、工業用水、農業用水などの弁室築造工事は道路事情や管理上の都合から「工期短縮」、「施工の省力化」、「品質の安定」及び、「経済性」などが強く求められています。
モリタのハイレジコンピットは従来のセメントコンクリートに替わって、レジンコンクリートを使用し、セメントコンクリートに比べて「約4~5倍の引張強度」、「優れた耐食性」、「軽量」などの特長があります。

ハイレジコンピットには、ピット内に配管材料・弁などを組み込んで上部・下部の接合作業まで工場で行う「一体形」と、配管材料・弁の組み込みとピット接合作業を現場で行う「分割形」があります。
管路用の弁室として大変優れた特徴をもつ、モリタのハイレジコンピットをご活用下さいますようお願い申し上げます。
製品の特長
■工期の短縮
■輪荷重に十分耐える強度
■優れた耐食性・凍結融解性
■品質が安定
■施工の省力化・高い経済性