8月23日、東京都下水道局 下水道技術実習センター(砂町水再生センター内)を利用させていただき、当社若手社員の「安全管理施設実習」を実施しました。

座学による槽内作業、安全帯、ガス検知器などの取り扱いの講義を受けた後、安全帯の宙づり体験や槽内作業現場の実習を行いました。次にコンクリートの防食工モデルでは、腐食した人孔、管きょの実物を前に、硫化水素によるコンクリートの腐食状況、原因、原理、防食工法などを説明していただき、コンクリートの打設現場モデルでは、配筋、コンクリート打設の正しい施工及び、不良例について学びました。講習の最後には人孔モデルを使用して、入坑時の安全確認、安全な作業方法、管路内の目視調査方法などを教えていただきました。

講習を担当された東京下水道サービスの方々には、とても親切かつ丁寧に接していただいて、たいへん感謝しております。基礎的な安全管理について学ぶことができましたので、実際の現場に出た際に活かすように指導していきたいと考えます。

今回、下水道技術実習センターを利用させていただいて、同施設が土木や機械、電気、水質管理等で可能な限り現場施設を再現し、実際に体感する事で知識や技術が習得できる仕組みで構成されている事と、当社のような民間業者にも広く門戸を開けていて利用しやすい点が素晴らしいと感じました。