6月27日、公益社団法人日本水道協会の尾﨑勝理事長が当社の工場視察に来られました。
まず始めに公民連携による維持管理技術の向上を目的にした「定期オート弁研修会」を視察され、被災地の福島県をはじめとして全国各地の水道事業体から参加して頂いた受講生と共に、オート弁の分解・組立の実習作業や実流装置を使用した実流試験などを熱心にご覧頂きました。
定期オート弁研修会は1981年より開始され、1986年からは毎年開催されており今年で32回目を迎えています。延べ受講者数は官民併せて約760名に上り、公民連携での水道の安全と信頼の持続における取組みの好例として評価されています。
研修会を視察された後は、随行の研修国際部本多調査役と共に工場内を見学され、大口径の水道用バルブが鋳造素材から機械加工・組立・塗装を経て出荷される過程を説明員と回られました。
午後から開かれた製品説明会では、更新用バルブ「モリタの伸縮バタ」や「充水機能付バタフライ弁」、耐震用バルブ「電動緊急遮断弁MEE型」、オート弁などの製品を技術員が説明させて頂きました。

   
当社独自構造のバタフライ弁を見る尾﨑理事長 東京都水道局納入と同型φ2600鋼板製バタフライ弁の前で